金研設立40周年記念対談
イノベーションセンターとしての金研

岩下直行

京都大学
公共政策大学院教授

副島豊

金融研究所長

今回の対談企画のテーマはイノベーションセンターとしての金融研究所(以下、金研)です。金研では1990年代から暗号技術を研究・実装したり、情報技術の調査研究を幅広く行ってきました。

今でこそICチップが埋め込まれたキャッシュカードやネットショッピングなど、日常生活のさまざまな場面で暗号が使用されています。しかし、1990年代の米国では、武器などと同様、極めて厳格な輸出管理が行われていました。こうした暗号技術を、なぜ金研が調査研究するようになったのでしょうか?

金研では2005年に情報技術研究センターを設け、研究活動を強化しました。その初代センター長である岩下直行教授(京都大学公共政策大学院)をお招きし、金研がイノベーションセンターとしての役割を担うことになった経緯についてお話しを伺います。

第1回

金研の情報技術研究ことはじめ

(対談を読む)

第2回

30年前の電子マネー研究秘話

(対談を読む)

第3回

日本銀行、インターネットに出会う

(対談を読む)

第4回

暗号の国際基準を動かした金研の底ヂカラ

(対談を読む)

第5回

情報技術と金融業の未来

(対談を読む)


  • 本対談は、2022年11月中旬に開催しました。文中の肩書は対談時点のものです。
  • 本ニュースレター中で示された意見・見解は登壇者のものであり、登壇者が現在所属している、または過去に所属していた組織の公式見解を示すものでは必ずしもありません。