展示資料
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富箱(奥)・富駒(手前)・富突錐(右)
いずれも江戸時代後期
富 箱 | : | 多数の富駒が入れられ、上部に穴が開けられた。 |
富 駒 | : | 富札と同じ番号が書かれた小さな木札。 |
富突錐 | : | 富箱の穴から富駒を突き刺した。 刺さった富駒の番号が当せんとなった。 |
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富箱
江戸時代後期
番号を書いた竹製の「くじ」が中に多数入れられ、回転してかき混ぜた。くじは箱の先端から出てくる。
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富札
江戸時代後期
富突きの前に販売された紙の札。組名と番号が書かれている。
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銭幣館コレクション
今回展示する資料は、貨幣博物館の中核となっている銭幣館コレクションの一部です。銭幣館コレクションは、貨幣だけではなく貨幣にまつわるさまざまな民俗資料を含むことが大きな特徴です。その一つが富に関する資料群です。
富札・富突きで使われた道具はもちろん、富の開催の広告、当たりくじを交換する際の合言葉が書かれた冊子など多様な資料をご紹介します。種類も地域も多岐にわたるもので、初公開の資料も多く展示します。
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錦絵「萬々両札のつき留」
江戸時代後期
富突きの様子を描いた錦絵。神前幕が張られた舞台上では富駒が突かれ、見物人は富札を手に「当たりは拙者でござる」などと言い合っている。
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錦絵「当世名物鹿子 神社仏閣の一乃富」
江戸時代後期
市中で富札を売った「富札屋」の店先を描いた錦絵。
江戸の各地で行われていた富突きの富札が並び、選べた。
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錦絵「熊本藤崎社千両富場之図」
江戸時代後期
熊本で行われた富突きを描いた錦絵。大勢の人が詰めかけ、当せんの決まる瞬間を見守った。
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富の幟
江戸時代後期
富突きの会場に立てられた幟。
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富仕法書
江戸時代後期
富の主催者が貼り出した富の広告で、富札の発行枚数・当せん本数・当せん金額などを記した。これは江戸の増上寺が主催し京都で行った富の仕法書で、当せん金の最高額が「金千両」と大きく書かれている。
期間中、資料保護のため一部資料の展示替を行います。
リーフレット(2,671KB pdf)
展示資料目録(497KB pdf)
富関係資料目録