2018年12.1[土]

2019年2.24[日]

2018年12.1[土] 2019年2.24[日]

開催概要

年の暮れや夏の風物詩・宝くじ。
高額の当せん金を夢みて、抽せん会のテレビ中継を見守るという方もいらっしゃるでしょう。江戸時代の人々も、現代の人々と同じ夢を追い求めていました。富(富くじ)への参加です。
たくさんの富札を売り出し、抽せん会「富突き」で当たりの番号を決め、当せん金を渡すという富のシステムは、宝くじの先祖といえるものでした。

本企画展では、江戸時代後期に都市部や各地で流行した富について、当館所蔵の富突き道具・富札・錦絵・刷物などを通して、その仕組みと魅力を幅広く紹介します。一攫千金を願った人々の思いや、富から派生したさまざまな文化をお楽しみいただければ幸いです。

開催期間2018年12月1日(土) → 2019年2月24日(日)
開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日月曜日(ただし祝休日は開館)
年末年始(2018年12月29日(土)~2019年1月5日(土))
関連イベント情報
ギャラリートーク
2018年12月13日(木)14:30~
当館学芸員による展示解説
(事前申込み不要、先着15名まで)
夜間開館
2019年2月15日(金)
20:30まで開館(最終入館20:00)
ギャラリートーク19:00~
(事前申込み不要、先着15名まで)

展示資料

  • 富箱とみばこ(奥)・富駒とみこま(手前)・富突錐とみつききり(右)

    いずれも江戸時代後期

    富 箱多数の富駒が入れられ、上部に穴が開けられた。
    富 駒富札と同じ番号が書かれた小さな木札。
    富突錐富箱の穴から富駒を突き刺した。
    刺さった富駒の番号が当せんとなった。
  • 富箱

    江戸時代後期

    番号を書いた竹製の「くじ」が中に多数入れられ、回転してかき混ぜた。くじは箱の先端から出てくる。

  • 富札

    江戸時代後期

    富突きの前に販売された紙の札。組名と番号が書かれている。

  • 銭幣館コレクション

    今回展示する資料は、貨幣博物館の中核となっている銭幣館コレクションの一部です。銭幣館コレクションは、貨幣だけではなく貨幣にまつわるさまざまな民俗資料を含むことが大きな特徴です。その一つが富に関する資料群です。
    富札・富突きで使われた道具はもちろん、富の開催の広告、当たりくじを交換する際の合言葉が書かれた冊子など多様な資料をご紹介します。種類も地域も多岐にわたるもので、初公開の資料も多く展示します。

  • 錦絵「萬々両札のつき留」

    江戸時代後期

    富突きの様子を描いた錦絵。神前幕が張られた舞台上では富駒が突かれ、見物人は富札を手に「当たりは拙者でござる」などと言い合っている。

  • 錦絵「当世名物鹿子 神社仏閣の一乃富」

    江戸時代後期

    市中で富札を売った「富札屋」の店先を描いた錦絵。
    江戸の各地で行われていた富突きの富札が並び、選べた。

  • 錦絵「熊本藤崎社千両富場之図」

    江戸時代後期

    熊本で行われた富突きを描いた錦絵。大勢の人が詰めかけ、当せんの決まる瞬間を見守った。

  • 富ののぼり

    江戸時代後期

    富突きの会場に立てられた幟。

  • 富仕法書

    江戸時代後期

    富の主催者が貼り出した富の広告で、富札の発行枚数・当せん本数・当せん金額などを記した。これは江戸の増上寺が主催し京都で行った富の仕法書で、当せん金の最高額が「金千両」と大きく書かれている。

期間中、資料保護のため一部資料の展示替を行います。

      

展示資料目録(496KB pdf)

アクセス

交通

地下鉄半蔵門線三越前駅(B1出口)から徒歩1分
地下鉄銀座線三越前駅(A5出口)から徒歩2分
地下鉄東西線日本橋駅(A1出口)から徒歩6分
JR 東京駅日本橋口から徒歩8分

所在地

〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-3-1(日本銀行分館内)
※20名以上の団体はあらかじめ電話でご連絡ください。 電話: 03-3277-3037

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