過去の展示
企画展「19世紀日本の風景:錦絵にみる経済と世相 ―米国FRB 美術品展示会より―」
展示概要
米国FRB(連邦準備制度理事会)では、ワシントンD.C.にあるFRBの本館内で、美術品の展示会を随時開催しています。時には他国の中央銀行と協力して展示会を企画するケースがあり、2014年秋にはアジアの中央銀行から初めて日本銀行と共催で展示会が開催されました。
貨幣博物館所蔵資料の中から厳選された錦絵46点が展示され、錦絵でみる幕末から日本銀行設立までの貨幣・経済史や、芝居絵などの日本の風俗・文化、さらには大黒天など幸福と富を願う縁起物など、美しい錦絵の展示会は多くの人に楽しまれました。
今回は、貨幣博物館リニューアル後、初の企画展として、FRBとの共催展示会に出展した錦絵全点を展示いたします。貨幣博物館30年の歴史で初めて海を渡った錦絵の魅力を、実感していただければ幸いです。
開催期間
2017年10月14日(土)~12月3日(日)
休館日:月曜日
開館時間延長:会期中の金曜日および土曜日 閉館17:30(最終入館17:00)
(展示替えによる休館日:10月10日~13日、12月5日、6日)
【ギャラリートーク】学芸員による展示解説
10月14日(土)、12月2日(土)各13:30~ (事前申込み不要、先着15名まで)
【日本橋ナイトミュージアム】
10月27日(金)夜間開館 20:30まで(最終入館20:00)
ギャラリートーク 19:00~(事前申込み不要)
主な展示資料


リーフレット
図録