金融研究 第37巻第4号 (2018年10月発行)

2018年国際コンファランス「変貌する世界における中央銀行の政策・業務の実践」議事要旨

日本銀行金融研究所は、2018年5月30、31日に日本銀行本店において、「変貌する世界における中央銀行の政策・業務の実践(Central Banking in a Changing World)」をテーマとする2018 年国際コンファランスを開催した。学界、中央銀行、国際機関から、約100名の参加者を迎え、近年のグローバルな構造変化を受けた中央銀行の政策・業務の実践について議論した。本コンファランスは黒田東彦(日本銀行)の開会挨拶で始まり、前インド準備銀行総裁のラグラム・G・ラジャン(シカゴ大学)が前川講演を、金融研究所海外顧問のアタナシオス・オルファニデス(マサチューセッツ工科大学)が基調講演を行った。論文報告セッションでは、ヘレン・レイ(ロンドン・ビジネス・スクール)、アンドリュー・T・レビン(ダートマス大学)、クラウス・アダム(マンハイム大学)、武藤一郎(日本銀行)によって4つの研究成果が発表され、コンファランスの参加者も交えて、議論が繰り広げられた。金融研究所特別顧問の植田和男(共立女子大学兼東京大学)を座長とする政策パネル討論では、ジェームス・ブラード(セントルイス連邦準備銀行)、デビッド・ラムスデン(イングランド銀行)がパネリストを務めた。


掲載論文等の内容や意見は、執筆者個人に属し、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。

Copyright © 2018 Bank of Japan All Rights Reserved. 注意事項

ホーム