日本銀行金融研究所では、金融史研究の一環として、2009年2月23日、「資本市場の制度設計と投資家・企業行動の効率性(Ⅱ):戦前期日本を事例として」と題するワークショップ(座長:武田晴人・東京大学教授)を開催した。
本ワークショップでは、戦前期日本の資本市場のうち、特に株式市場と国債市場の効率性や制度改革について明らかにするとともに、その今日的インプリケーションについて議論を行った。
本稿では、本ワークショップにおける報告、指定討論者によるコメント、参加者による全体討論等の概要を紹介する。
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