第26回情報セキュリティ・シンポジウム「ポスト量子時代の暗号技術」
第26回情報セキュリティ・シンポジウム「ポスト量子時代の暗号技術」

日本銀行金融研究所・情報技術研究センター(CITECS:Center for Information Technology Studies)は、2月27日(金)、「ポスト量子時代の暗号技術」をテーマとした情報セキュリティ・シンポジウムを開催いたしました。

近年、量子技術に関する研究の進展により、大規模な量子コンピュータをはじめ、量子の特性を活用した次世代技術の実現可能性が高まっています。こうした動きは、社会や産業の革新につながることが期待される一方、現在の社会を支えている基盤を毀損させるリスクも内包しています。この点、暗号の分野では、大規模な量子コンピュータの実現によって、現在広く利用されている公開鍵暗号の安全性が脅かされることが懸念されており、この新たなリスクへの対応が喫緊の課題となっています。

こうした問題意識を念頭に、本シンポジウムでは、第一線の有識者を招き、量子コンピュータの仕組みや開発の現状を解説いただいたほか、量子コンピュータに対しても安全な暗号技術(量子鍵配送、耐量子計算機暗号)や、そうした暗号への金融分野での移行対応について、講演とパネル・ディスカッションを行いました。また、量子の特性を活用した、新しい暗号技術の展望についても解説いただきました。

1.日時および開催形態

(1) 日時
2月27日 (金)14:00-16:30
(2) 開催形態
オンライン開催(Cisco Webex Webinars を利用)

2.プログラム

開会挨拶
14:00-14:05
日本銀行金融研究所情報技術研究センター
センター長 浜野邦彦
イントロダクション
14:05-14:10
情報セキュリティ分野における量子技術
(講演資料)[471 KB PDF]
日本銀行金融研究所情報技術研究センター
企画役 田村裕子
講演
14:10-14:40
量子コンピュータの仕組みと開発動向
(講演資料)[14,466 KB PDF]
大阪大学大学院基礎工学研究科
教授 藤井啓祐 氏
講演
14:40-15:00
超長期秘匿性実現を目指して:量子鍵配送・量子セキュアクラウドのご紹介
(講演資料)[6,496 KB PDF]
国立研究開発法人情報通信研究機構 量子ICT協創センター
研究センター長 藤原幹生 氏
休憩 15:00-15:10
パネル・ディスカッション
15:10-16:10
金融分野における耐量子計算機暗号への移行
パネリスト モデレーター
  • 日本銀行金融研究所情報技術センター 企画役 田村裕子
講演
16:10-16:30
量子コンピュータの特性を活用した新たな暗号機能
(講演資料)[565 KB PDF]
NTT株式会社社会情報研究所
特別研究員 西巻 陵 氏

3.模様

(順次掲載)

4.照会先

日本銀行金融研究所情報技術研究センター
E-mail:citecs(at)boj.or.jp(メールアドレスの(at)は@に置き換えてください)