日本銀行金融研究所・情報技術研究センター(CITECS:Center for Information Technology Studies)は、2月27日(金)、「ポスト量子時代の暗号技術」をテーマとした情報セキュリティ・シンポジウムを開催いたします。
近年、量子技術に関する研究の進展により、大規模な量子コンピュータをはじめ、量子の特性を活用した次世代技術の実現可能性が高まっています。こうした動きは、社会や産業の革新につながることが期待される一方、現在の社会を支えている基盤を毀損させるリスクも内包しています。この点、暗号の分野では、大規模な量子コンピュータの実現によって、現在広く利用されている公開鍵暗号の安全性が脅かされることが懸念されており、この新たなリスクへの対応が喫緊の課題となっています。
こうした問題意識を念頭に、本シンポジウムでは、第一線の有識者を招き、量子コンピュータの仕組みや開発の現状を解説いただくほか、量子コンピュータに対しても安全な暗号技術(量子鍵配送、耐量子計算機暗号)や、そうした暗号への金融分野での移行対応について、講演とパネル・ディスカッションを行います。また、量子の特性を活用した、新しい暗号技術の展望についても解説いただく予定です。
本シンポジウムへの参加を希望される方は、下記の「3.参加申込方法」に沿ってお申込みください。なお、システムの制約上、参加希望者が多数にのぼる場合には、必ずしもご希望に添えない場合がありえることを、予めご了承ください。