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テーマ展 明治期の日本銀行支店建築 ―建築家 辰野金吾・長野宇平治―

展示概要

 日本銀行は、1882(明治15)年に永代橋際で開業しました。日本銀行券を全国に供給し、地域の金融を円滑にするため各地に出張所や支店を設置しました。

 支店は既存の建物を購入したり借り入れて業務を始めましたが、本店が辰野金吾の設計により1896(明治29)年に日本橋へ新築・移転した後、辰野金吾やその下で学んだ長野宇平治らの設計により本格的に支店の建築にとりかかりました。

 今回のテーマ展では、辰野金吾と長野宇平治が設計に携わった明治期の日本銀行支店建物について、日本銀行金融研究所アーカイブが所蔵する写真を中心にご紹介します。あわせて当時流通していた日本銀行券も展示します。

開催期間

2011年11月10日(木)~2012年1月15日(日)

主な展示資料

大阪支店(現存)
大阪支店(現存)
旧京都支店
旧京都支店
(重文・現存、京都文化博物館)
旧小樽支店
旧小樽支店
(現存、日本銀行旧小樽支店 金融資料館)
脇差型小判入れ
※辰野金吾  長野宇平治
※赤煉瓦の東京駅の設計で知られる

リーフレット

リーフレット(1,132KB pdf)