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企画展 貨幣誕生―和同開珎の時代とくらし―

展示概要

貨幣誕生―和同開珎の時代とくらし―

 2008年は、和同開珎が発行された708(和銅元)年から1300年となります。
 永らく、日本最初の貨幣は和同開珎とされてきましたが、1998年の奈良・飛鳥池遺跡の発掘調査で、「富本銭」が和同開珎より遡る7世紀後半に鋳造されていた事実が明らかになり、古代貨幣史は大きく塗り替えられることになりました。
 本企画展では、律令国家の象徴として発行された古代の貨幣が、どのようにして造られ、また使われていたのか、なぜ10世紀に発行が途絶えたのか、など貨幣の誕生とその変遷について最新の研究成果を踏まえて、当館の多彩な資料によりご紹介します。
 和同開珎をはじめとする古代の貨幣を中心に、日本および中国の鋳型などの鋳造関連資料も多数展示します。また、所蔵資料の各種分析データなども併せてご覧いただけます。

開催期間

2007年12月8日(土)~2008年3月9日(日)

主な展示資料

和同開珎
和同開珎
和同開珎の鋳型
和同開珎の鋳型

リーフレット

p.1~3(2,148KB pdf)
p.4~5(2,180KB pdf)
p.6~8(1,461KB pdf)

図録

P.1~P.5(4,641KB pdf)
P.6~P.10(3,334KB pdf)
P.11~P.15(2,032KB pdf)
P.16~P.20(2,756KB pdf)
P.21~P.25(1,858KB pdf)
P.26~P.48(2,522KB pdf)