貨幣博物館 常設展示図録
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❹ブラシでこする。❷薬品を塗った小判を焼く。❸水につける。❶表面に薬品を塗る。topicThe Making of Gold Coins再現小判の色付け(色揚げ)42棹金を打ち延ばして延金をつくる。小判の表面に薬品を塗り、火にかけ表面の銀を取り除き、金のみを残す処理をする。色付け前 ⇒ 色付け後 近世金と銀の混合物から金を抽出する。1両の重さに切った延金の切片を小判の形に打ち延ばす。検査を終えた小判を紙で包んで封印する。「佐渡金山之図」地金を溶かして鋳型に流し込み、棒状の棹金をつくる。小判の表面に槌目をつける。作業を終えた金貨を蔵へ納める。以下「金座絵巻」画像提供:国立歴史民俗博物館■■■■■■■■金貨は、槌などでたたいて形を整える「鍛造」により仕上げられた。 江戸時代の金座の様子を描いた絵巻から金貨のつくり方がわかる。金貨のつくり方金貨のできるまで

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