日本銀行金融研究所は、2012年5月30、31日、日本銀行本店にて、「人口動態の変化とマクロ経済パフォーマンス(Demographic Changes and Macroeconomic Performance)」と題する2012年国際コンファランスを開催した。コンファランスでは、人口動態の変化とそのマクロ経済パフォーマンスへの含意を明らかにすることが企図され、学界、国際機関、中央銀行から、約110名の有識者が参加した。
コンファランスは、日本銀行総裁の白川方明の開会挨拶で始まった。金融研究所海外顧問の1人であるマーヴィン・グッドフレンド(カーネギー・メロン大学)はキーノート・スピーチを、オトマー・イッシング(ゲーテ大学フランクフルト校)は前川講演を行った。5本の学術論文が報告され、コンファランスは、政策パネル討論で締めくくられた。
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