金融研究 第31巻第1号 (2012年1月発行)

ワークショップ「戦前期日本の金融システムの構造と機能:資本市場の発展とその含意」の模様

 日本銀行金融研究所では、2011年2月22日、「戦前期日本の金融システムの構造と機能:資本市場の発展とその含意」と題するワークショップを開催した。
 本ワークショップの第1部(司会:伊藤正直・東京大学教授)では、戦間期の企業金融の全体像を改めて検討し、第2部(司会:武田晴人・東京大学教授)においては、2005年から開催してきた戦前期資本市場についてのワークショップの研究成果を総括したうえで、戦前期金融システム全体の機能・役割について評価を試み、その現代的インプリケーションも考察した。
 本稿では、セッションごとに議論の概要を紹介する。


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