金融研究 第30巻第4号 (2011年10月発行)

2011年国際コンファランス「金融と実体経済の連関性と金融政策」議事要旨

小田信之、加藤涼、須藤直、吉田知生

 日本銀行金融研究所は、2011年6月1、2日の両日にわたり、日本銀行本店にて、「金融と実体経済の連関性と金融政策(Real and Financial Linkage and Monetary Policy)」と題する2011年国際コンファランスを開催した。コンファランスでは、金融市場と実体経済、金融政策の相互依存に焦点が当てられ、学界、国際機関、中央銀行から、約100名の有識者が参加した。
 コンファランスは、日本銀行総裁の白川方明の開会挨拶で始まった。金融研究所海外顧問の1人であるモーリス・オブストフェルド(カリフォルニア大学バークレー校)はキーノート・スピーチを、チャールズ・A・E・グッドハート(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)は前川講演を行った。5つのセッションでは、論文報告に続き、指定討論者(各2名)による討論と一般質疑が行われた。最後にコンファランスは、政策パネル討論で締めくくられた。


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