金融研究 第25巻第4号 (2006年12月発行)

第13回国際コンファランス
─「低金利環境下における金融市場と実体経済」─議事要旨

翁邦雄、馬場直彦

 日本銀行金融研究所は、2006年6月1、2日の両日にわたり、「低金利環境下における金融市場と実体経済(Financial Markets and the Real Economy in a Low Interest Rate Environment)」というテーマで第13回国際コンファランスを開催した。
 今回のコンファランスの目的は、低金利環境下における金融市場と実体経済の相互関係についての理解を深めるとともに、主要先進国における近年の経験から将来の金融政策運営に対する教訓を得ることにあった。
 コンファランスは、福井総裁の開会挨拶で始まり、金融研究所海外顧問のベネット・T・マッカラム教授とモーリス・オブストフェルド教授の基調講演が続いた。その後の5つのセッションでは、論文報告と2名の指定討論者による討論に続いて、フロアー参加者を交えた全体討論が行われた。最後に、政策的インプリケーションを巡るパネル・ディスカッションが行われた。


掲載論文等の内容や意見は、執筆者個人に属し、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。

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