主な活動

金融研究所( Institute for Monetary and Economic Studies, IMES )は昭和57年10月に日本銀行創立百周年を記念して、日本銀行の内部組織の1つとして以下の目的で設立されました。

  • 金融経済の理論、制度、歴史に関する基礎的研究の充実を図り、日本銀行の政策の適切な運営に役立てる(政策のバックボーン作り)。
  • 学界等との交流を促進する。
  • 外部の研究活動の便宜に資する各種情報、資料等を公に提供する。

研究活動

  • 金融経済の基本的問題に関する理論・実証的研究
  • 金融関連の制度基盤(法律・会計・中央銀行制度等)に関する研究
  • 金融関連の情報技術に関する研究
  • 金融経済の歴史に関する研究
  • 金融経済に関する歴史的資料の収集・保存・公開(アーカイブ・貨幣博物館)

顧問および客員研究員の招聘

  • 国内外の有力学者若干名に研究所顧問(非常勤)を委嘱し、研究所の運営、研究活動の進め方、内外学会との交流等に関する助言をうけています。
  • 国内外より学者数名を客員研究員として招聘し、研究活動の強化を図っています(国内客員、海外客員)。

会議の開催

  • 海外中央銀行、国際機関の研究者や内外の著名学者を交えた会議を開催。
  • 外部の研究者、専門家を交えた各種研究会、セミナー等を適宜開催。

刊行物の発行

貨幣博物館

  • 国内を中心とした貴重な貨幣や貨幣に関わる資料を貨幣博物館に展示するとともに、貨幣に関する歴史資料をホームページ等で公開しています。

歴史的公文(歴史的文書)の公開

  • 日本銀行が作成した文書のうち、歴史・文化・学術的な価値を有するものを中心とする歴史的文書について、保管・公開しています。

研究の委託

  • 人員面、資料面の制約等から研究所内での研究が困難なテーマについて外部の学者等に研究を委託しています。