金融研究第16巻第4号(1997年12月発行)
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ワークショップ「コンセプチュアライゼーションを巡って」会議の模様

 日本銀行金融研究所では、1997年7月22日、「コンセプチュアライゼーションを巡って」と題するワークショップを開催した。
 近年、先進諸国においては、情報通信関連の急速なイノベーションが進展する下で、知識や情報といった無形で知的な価値が生産、投資、消費といった経済活動に大きな影響を与えるようになってきている。米国連邦準備制度理事会のグリーンスパン議長は、このような現象を「コンセプチュアライゼーション」と名づけている。
 コンセプチュアライゼーションが経済に与える影響について、日本銀行金融研究所では、昨年6月以降、黒田昌裕・慶應義塾大学教授(日本銀行金融研究所顧問)を座長とする研究会を設けて、行内・外の関係者を集めて検討を進めてきた。
 本ワークショップは、一連の研究会での議論を踏まえ、コンセプチュアライゼーションが実体経済や金融構造へ及ぼすインパクトと、こうした経済環境の変化の下での政策当局の対応のあり方について、より幅広い観点から議論することを目的として開催したものである。
 本号においては、その会議の模様、3本の報告論文、およびワークショップの議論の参考として「コンセプチュアライゼーションが経済に与える影響についての研究会」中間報告を掲載している。


本稿で示されている意見は、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。

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