金融研究第24巻第2号(2005年7月発行)
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ワークショップ「中央銀行の財務報告のあり方」の模様

 日本銀行金融研究所では、会計および中央銀行制度に関する研究の一環として、2005年3月2日、「中央銀行の財務報告のあり方」をテーマにワークショップ(座長:植田和男・日本銀行審議委員〈現、東京大学大学院経済学研究科教授〉)を開催した。
 本ワークショップは、企業会計でも公会計でも測りきれないとみられる日本銀行の会計について考えていく出発点として、日本銀行そのものに焦点を当てるのではなく、類似の先行研究が少ない中で、各国の中央銀行の財務報告に共通する原理・原則を抽出することを目的に開催された。また、中央銀行のあり様や位置づけは国によって大きく異なっており、それが財務報告にも反映されていると考えられるとの問題意識から、実際に観察される各国中央銀行の財務報告における多様性の源泉を探ることをも期待された。
 こうした中央銀行の会計あるいは財務報告のあり方をめぐる問題は、会計学のみならず、経済学・財政学、法律学という幅広い知見が要求されるテーマである。そこで本ワークショップでは、さまざまな専門領域の先生方の参加を得た。
 本稿では、本ワークショップにおける報告、指定討論者によるコメント、参加者による全体討論等の概要を紹介する。


本稿の内容や意見は、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。

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