金融研究第21巻第2号(2002年6月発行)
全文(PDF形式・86KB)

第4回情報セキュリティ・シンポジウムの模様
― インターネットを利用した金融サービスの情報セキュリティ対策―

 日本銀行金融研究所では、2002年2月28日、「インターネットを利用した金融サービスの情報セキュリティ対策」をテーマとして、第4回情報セキュリティ・シンポジウムを開催した。
このシンポジウムは、インターネットを利用した金融サービスが急速に拡大してきていることを踏まえ、こうした形態での金融サービスの提供における情報セキュリティ対策の現状と今後の課題について考えることを企図したものである。
 このシンポジウムの問題意識は、次のようなものである。すなわち、インターネットを利用した金融サービスは、利用者の利便性を大きく向上させるものであるが、同時に、インターネットという、誰からでも、どこからでも利用可能なオープンなネットワークを利用することに伴い、さまざまな情報セキュリティ上の脅威にさらされている。したがって、こうした形態で提供される金融サービスの円滑な発展を図っていくためには、関連する制度基盤の整備状況や技術面での研究・開発動向を踏まえながら、適切な情報セキュリティ対策を講じていくことが重要であると考えられる。
 シンポジウムは、第1部・パネル・ディスカッション、第2部・研究発表の2部構成で進められた後、東京大学・今井秀樹教授による総括コメントで締め括られた。本稿は、シンポジウムにおけるパネル・ディスカッション、研究発表、総括コメントの模様を紹介するものである。


本稿で示されている意見は、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。

Copyright 2002 Bank of Japan All Rights Reserved. 注意事項

ホーム