信用リスク移転機能の発展と最適ローンポートフォリオ選択新谷幸平・山田哲也 近年、クレジットデリバティブや証券化などの信用リスク移転手段が発達したことに伴い、金融機関はローンポートフォリオの信用リスクを効率的にヘッジし分散化することが可能となった。しかし、証券化は、金融機関の過剰なリスクテイクを助長したとの批判も根強い。そこで、本研究ではこのようなリスク移転手段の発達により、金融機関のローンポートフォリオおよびそのリスク・リターン特性がどのように変化するのかをポートフォリオ選択の視点から理論的に分析する。 キーワード:CAPM、ポートフォリオ選択、不完全市場、信用リスク移転、ローンポートフォリオ、リスクプレミアム 本稿の内容や意見は、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。 |
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