ディスカッション・ペーパー・シリーズ 2007-J-5
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金融業務で利用される通信メッセージの国際標準化動向
― XML標準ISO 20022(UNIFI)による統合化の動き ―

森 毅

  近年、欧米の銀行・証券業界では、送金業務、証券取引業務等の様々な金融業務で利用される通信メッセージを標準化するための統合的な枠組みとして、新しい国際規格であるISO20022(通称UNIFI<ユニファイ>)を活用する動きが広がりつつある。
  欧州では、SEPA、MiFID等の大規模なプロジェクトや制度改革が進む中、小口決済、投資信託等に関連する通信メッセージをISO20022に基づいて標準化する動きがみられる。米国でも、Webサービスを用いた企業間決済のための通信メッセージをISO20022の枠組みのもとで開発する動きがある。こうした世界的な動きは、わが国の金融機関におけるメインフレーム中心の情報システムを刷新していくためのヒントとなるものと考えられる。
  本稿では、ISO20022の登録管理グループにメンバーとして参加した経験を基に、ISO20022を中心とした金融業務で利用される通信メッセージの国際標準化の動向を紹介する。

キーワード:国際標準化、ISO 20022、ISO/TC68、SEPA、MiFID、SWIFT、XML


本稿の内容や意見は、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではありません。

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