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データの解説

 当コーナーのデータベースでは、1886年7月~1940年12月の道府県別貸付金利(最高・最低)を提供する。
 データの出所は、大蔵省銀行局『銀行局年報』(第9次~第65次)である。当資料は、戦前期に第65次まで刊行されており、1916年(第40次)に『銀行局年報』となるまで、『銀行課報告』(第1次)、『銀行局報告』(第2次~第12次)、『銀行営業報告』(第13次~第29次)、『銀行及担保附社債事業報告』(第30次~第39次)と順次名称が変更されている。
 貸付金利は、「各地方金利高低一覧表」として第7次から掲載されているが、第7次は50ヶ所、第8次は26ヶ所と調査地が大きく変化しており、一部欠落はあるものの調査地が47道府県に統一されるのは第9次からである(外地は除く)。そこで本データベースでは、調査地が47道府県に統一される第9次以降のデータを提供する。原資料に従い、1886年7月~1922年は月次、1923年~1940年は6月と12月のデータを提供する。また、1886年7月~1925年の期間は貸付金利、1926年~1940年は、証書貸付、手形貸付、当座貸越の三本立ての金利を提供する。
 金利表は、原資料中の「金融」(第9次~第13次)、「金融ノ景況」(第14次~第65次)の節に掲載されており、時期によって「地方利息相庭」(第9次)、「貸附金利息高低地方別表」(第10次~第11次)、「貸附金利息高低表」(第12次)、「貸附金利息高低地方別」(第13次~第21次)、「定期貸付金利息高低地方別」(第22次~第40次)、「貸付金利息高低地方別」(第41次~第47次)、「定期預金利息貸付金利息及割引歩合高低地方別」(第48次~第65次)と名称が変更されている。
 なお、原資料では年利は歩合表示であったが、当コーナーでは百分率(%)表示に改めた。原資料で使われている「日歩」は貸付金100円に対する1日あたりの利息金額である。例えば、表中に3.53とある場合、3銭5厘3毛である。これを年利に換算する場合は、日歩を365倍する方法が使われることがあり、例えば大蔵省理財局『昭和十七年調 金融事項参考書』に「年利、日歩換算表」(18頁)が掲載されている。また、原資料に掲載されているデータの中で、誤植と考えられるものや最低が最高を上回るなど、明らかに誤りとみられるものについては、修正を加えている。