日本銀行金融研究所貨幣博物館
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FAQ

Q12.裏白券とはどのようなものですか?

A12.第一次世界大戦が終わり、ヨーロッパ諸国が復興してくると、日本の輸出は減少し、各産業は不況になり、1923(大正12年)年関東大震災にもみまわれ、日本経済は大きな打撃を受けました。そうした中、1927(昭和2)年に金融恐慌が起き、人々が預金の引き出しに殺到する取付け騒ぎが拡がり、日本銀行券が不足したため、急遽裏面の印刷を省いた200円券(裏白券)が発行されました。日本銀行は多額の日本銀行券を発行し、預金者の不安を静めることに努め、政府は3週間のモラトリアム(支払猶予令)を発令するなどの対策を講じました。