貨幣博物館 常設展示図録
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鉛なまり Pb錫すず Sntopic84金属がお金の材料として使われてきた主な理由として、 ①品質が均一である、②分割しても価値が損なわれない、③消耗しにくい、④運搬や保管が容易であるといったことがあげられる。原子番号:79密  度:19.3g/㎤融  点:1064℃原子番号:50密  度:7.3g/㎤融  点:232℃原子番号:30密  度:7.1g/㎤融  点:420℃ 近代原子番号:47密  度:10.5g/㎤融  点:962℃慶長小判原子番号:82密  度:11.4g/㎤融  点:328℃十銭錫貨原子番号:28密  度:8.9g/㎤融  点:1455℃一銭錫亜鉛貨原子番号:29密  度:9.0g/㎤融  点:1085℃原子番号:26密  度:7.9g/㎤融  点:1536℃原子番号:13密  度:2.7g/㎤融  点:660℃自然銀方鉛鉱珪ニッケル鉱慶長丁銀米沢鉛銭十銭ニッケル貨自然銅赤鉄鉱ボーキサイト和同開珎仙台通宝鉄銭十銭アルミニウム貨Materials for Money金属は、傷みにくく、長持ちするため、古くからお金の材料として使われてきた。なかでも次の9種類の金属は、お金の材料としてよく使われた。自然金錫石閃亜鉛鉱金 Au亜鉛 Zn銀 Agニッケル Ni銅 Cu鉄 Feアルミニウム Alお金の材料  お金に使われた金属 

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