貨幣博物館 常設展示図録
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幕末の物価上昇を風刺した錦絵memo 近代682幕末期のお金Money During the Final Days of the Edo Era幕府・藩が発行したお金Money Issued by the Edo Shogunate and Individual Clans末には、江戸幕府・各藩が発行した紙幣や金貨・銀貨・銭貨など、さまざまな貨幣が使われた。海防の充実や内戦などの財政支出にあてるため貨幣の発行量が増加し、インフレが進行する中で、額面の大きな貨幣も発行されるようになった。幕江戸幕府が発行した貨幣幕府は、一文銭を回収して代わりに四文銭を発行したほか、大政奉還の直前に紙幣を発行することとした。寛永通宝 鉄四文銭Kan’ei Tsuho(Iron, 4 Mon)1860年文久永宝 銅四文銭Bunkyu Eiho(Copper, 4 Mon)1863年箱館通宝Hakodate Tsuho1856年兵庫開港札Hyogo Treaty Port Note江戸及関八州通用札Note in Edo and Kanto Area丹後田辺藩札Tanabe Clan Note1864年土佐高知藩札Kochi Clan Note1866年幕末期の藩札幕末にも多くの藩により藩札が発行され、地域の貨幣不足を補った一方、増加する藩財政の支払いにあてられることも多かった。「子供遊凧あげくらべ」

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