貨幣博物館 常設展示図録
48/101

ゆるやかなお金の統一 45後藤家の仕事memo慶長大判Keicho Oban1601年品位:68%元禄大判Genroku Oban1695年品位:52%後藤家は、室町幕府や織田信長、豊臣秀吉に仕え、刀装具などを製作する彫金を仕事にしていた。その後、徳川家康に仕え、彫金技術を活かした刀装具の製作、備蓄用の大分銅(金銀塊)や分銅、大判の製造・鑑定や墨書の書き直しなどを行った。享保大判Kyoho Oban1725年品位:68%天保大判Tempo Oban1838年品位:68%万延大判Man’en Oban1860年品位:37%小こ柄づか刀剣のアクセサリー(刀装具)のうち、鞘に入れる小刀の柄。裏に7代目顕乗の銘がある。慶長大判鑑定の図と解説後藤家が幕末に鑑定した文書。大判の上下左右に桐紋が描かれ、後藤徳乗の晩年の墨書であることが記されている。分銅両替屋で使われる分銅は、後藤家の製造あるいは分銅改の検印があるもののみ、使用が認められた。16世紀末、後藤家5代目徳乗の弟子であった庄三郎は、徳乗の代わりに江戸に赴き、後藤家から後藤の苗字や桐紋の使用を認められた。その後、後藤庄三郎家は金座を代々支配した。裏(部分)顕乗の銘

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る