日本銀行金融研究所 情報技術研究センター
Center for Information Technology Studies

設立の目的

情報技術研究センター(CITECS:サイテックス)は、金融業界が情報化社会において直面する新たな課題に適切に対処していくことをサポートするために、(1) 国際標準化の推進、(2) 金融業界内の情報共有体制の整備、(3) 新しい情報セキュリティ技術の研究開発といった役割を担うことを目的として、2005年4月1日付けで設立されました。

業務の概要

(1) 国際標準化活動

ISO/TC68国内事務局として、金融業務に利用される情報技術の国際標準化活動に参画するとともに、そこで得られた各種情報を国内に還元することを通じて、国内における啓蒙活動の強化を図ります。また、関連する様々な国内標準化活動にも関与し、特に金融分野に利用される情報セキュリティ技術、通信フォーマット等に関する国際標準規格の策定作業については、国内体制の整備と新しい技術の普及促進の働きかけを行います。

(2) 重要情報インフラ保護(CIIP)対応

金融業界の重要情報インフラ保護(CIIP:Critical Information Infrastructure Protection)に関する対応について研究・検討し、政府機関や業界団体との連絡・連携を通じて体制の整備に貢献します。また、政府機関や業界団体と協力して、金融業界の情報セキュリティ対策の強化に貢献します。

(3) 情報セキュリティ技術に関する研究

日本銀行金融研究所では、これまでも金融分野における情報セキュリティ技術、情報通信技術に関する研究を進めておりましたが、従来からの理論的な研究に加え、金融実務での実装に焦点を当てたセキュリティ研究を実施し、その成果を国際標準化やCIIP対応を通じて金融業界に還元していきます。